それは、
「自分の身体と心と向き合う、ということ」
まず、抗がん剤をはじめるまえに、大切なことは…
最初に…病気に向かい合う…ということは、それまでの生活やこれまでの考え方を少し、いいえ、大きく見直すという事だと考えています。
それまで家族のために、あるいは自分のためであっても常に追われるように忙しく毎日を過ごしてこられたと思います。
病気になったら、なってしまったら…少し自分のためにわがままになってもよいのはないでしょうか。
いつも誰かの奥さん、そして●●ちゃんのお母さん、またはかわいい娘さん…もしかしたら会社やお店等で大きな歯車の一人で、なくてはならない存在で…
そうして一生懸命誰かのためや、もちろん自分のため、日々の生活や老後、未来のために生きてきましたよね。
きっとからだが少しやすみなさい!と言っているのだと思います。
病気になると、それが他人から見たらちっぽけな病名だったとしても、または大きな病だとしても、どんな病名でもとにかく大きなショックを受けます。
ある日は「大丈夫、これくらいなんでもない!乗り越えられる!と強気になったり、またある日は「もう生きていけない…なんで私ばかり!」と泣けてきて落ち込んだり…
そうです。
病気になると、人は誰でも落ち込んだり、前向きになったり…気持ちは山と谷との行ったり来たりを繰り返します。
誰でも、がんなどの大きな病名を告げられたら、地に足がつかないほどのショックを受けるでしょうし、何も考えられなくなることでしょう。
まして、その後の抗がん剤治療の話になれば、更にショックが強く…人によっては、病気のショックよりも脱毛のショックの方が大きかったとおっしゃる方もいらっしゃるほどです。
先に例を挙げた様に、今の今、こうして忙しく子育てに追われている奥様もお出でになられれば、子育てを終えてやっと一段落、、人生の終盤でこれからゆっくり老後を…とそんな矢先の方もお出でになられます…
病は人生の時間と場所を選ばずにある日突然目の前に立ちはだかってくるものなのです。
だから…まずはその時に、その目の前に立ちはだかった敵と向かい合う…そんな準備が必要なのです…
「さあ、準備のためのお勉強をいたしましょう」
抗がん剤の治療で、脱毛の話をお医者様からされると、多くの方が医療用ウィッグの心配をされます。
それは「脱毛するからかつらが必要になりますよ」と病院で聞かされるからでしょう。
そして、あちこちウィッグ屋さんを探されて、お近くならばお店へ…近くにお店がなければ通販で…という様に自分に合った医療用ウィッグを探される、という流れの様です。
もちろん、抗がん剤の副作用で脱毛をすればウィッグが必要かもしれません。
まず、ここで大切なのは、抗がん剤についての知識です。
がん細胞をやっつけるために時には必須な治療方法ですが皆さんもご存知の様にこの治療には副作用があります。。。
こちらに抗がん剤(化学療法)の事が書かれていますので、ご参考までに見ておくとよいですよ!
少し抗がん剤についてお勉強をしていただきましたが、これからが重要です!
抗がん剤を始めると、皆さんが思っているような、ドラマなどで見るような髪の抜け方をすることは…まずないかと思います。
髪の毛は、治療をはじめてすぐに一気に抜けるのではなく、確かに抜けるピークはありますが、その日のうちに丸坊主になってしまう…ということではないのです。
早い方で2週間後に脱毛が始まり、そしてその後数日が脱毛のピーク、と考えてください。
その後少しずつ脱毛していく感じです。例えば抗がん剤を3週間に1度投与をされる方ですと、2度目投与の少し前辺りにウィッグが必要になってくる…という感じなのです。
では、どんな準備が必要になってくるのでしょうか…?それは人それぞれ…
お仕事の内容でも、生活スタイルでも異なりますので、自分の生活スタイルをよく考えて準備をしてみてくださいね。
生活スタイルによって、抗がん剤治療のその後が大きくが変わります。
それは人それぞれ…
お仕事の内容でも、生活スタイルでも異なりますので、抗がん剤治療後の自分の生活スタイルをよく考えて準備をしてみてくださいね。
では、どんな準備が必要になってくるのでしょうか…?
お仕事の事情等ございますので、脱毛前に装着のご希望がございます場合には、髪の毛をきちんとまとめて装着する方法をご相談いただきます。
その際、場合によりましては自然に装着できる様に自毛をカットさせていただく場合がございます。
(もちろん、ご相談の上でのことですので、カットせずに済む様な工夫で自然に装着できるようにご相談をお受けさせていただきます。)
お仕事をされていない、またはお休みできる…
等の方でしたらかなり長くお帽子でのお出掛けが可能です。
自毛が少しでも残っていればその上に帽子をかぶることで脱毛が案外簡単に隠せてしまうのです。
まずは自分自身ときちんと向かい合い、脱毛しても慌てないように、事前に医療用ウィッグ店を見つけて相談に行く。
医療用ウィッグが必要になるのはいつくらいになるかを教えてもらい、自分好みのスタイルやカラーを考えておく。
上記のことを考えて、ある程度決めた上で、だいたいの調整予約日等を予約する。
通販であれば、無料試着等を“抗がん剤治療を受ける予定で、これから脱毛するであろう旨”を伝えた上で申し込む。
抗がん剤治療開始、で、何よりも先にしなくてはならないこと、それは「医療用ウィッグ」を買うことではなく、その前に少しきつめなお気に入りの外出用の帽子を準備しておくということです。
これからは、「帽子を被る人」になってください。
かわいい少し深めできつめな外出用の帽子&お家用のバンダナの帽子やコットンの帽子などなど…
普段帽子を被らない方も、髪が抜ける前から被り慣れておくのがおすすめです。
そうしていくことで、抗がん剤の副作用で徐々に髪が抜けていっても人様にはわかりにくいですし、安心というわけです。
抗がん剤副作用での脱毛時や円形脱毛時、暑い季節でもストレスフリーな、帽子を被るとき専用のウィッグです。
お持ちの帽子との組み合わせも可能です!
かなりロングのあなたの場合には、結わえられる程度にカットしておくと尚のことよいです。
なぜなら、シャンプーの際に髪が絡んでしまう危険があるからです。
特にカラーリング等で髪の毛が傷んでいる方の場合、シャンプー時に髪の毛が絡んでしまう危険が多くあります。
抗がん剤の副作用で、毛根だけでなく毛質にもダメージがきます。
いつもの自分の髪の毛の感じとは変わってくる…とお考え下さい。そういうわけで、いつもの様に普通にシャンプーをすると、流す際に下を向いて洗い流そうとした際に、抜けた髪の毛がガチガチに固まってお団子や鳥の巣のようになってしまうという危険があります。
脱毛が始まると心理的な恐怖から、髪の毛を梳かしたくなくなります。
なので、ブラッシングをしないでそっとしておき、シャンプーで急に洗って流そうとするわけですから、そんな事がおきてしまうというわけです。
では、どうしたらよいのでしょうか。まず、よくブラッシングをして抜ける髪はきれいに処分してからシャンプーをします。
無理にごしごししないで手のひらでそっとシャンプーし、下を向かずに直立のまま上からシャワーをかける様にします。
抜けてしまう髪に執着しないで、抗がん剤終了後に生えてくる髪のために、育毛の方に目を向けていくことが何よりも大切です!
さあ、ここまでお勉強してきたら…医療用ウィッグを選ぶ段階です!
詳しいページで少しお勉強してみてくださいね。
ここでは医療用ウィッグの種類やその選び方が書かれていますので、少しずつゆっくりと勉強しながら選んでみましょう。
自分の生活スタイルを含めてしっかり考えてみるのが最良ですよ。
今の自分に合ったものが必ず見つけられると思います。
様々な種類の中から自分に合った製品を選ぶことが大切です。
抗がん剤の治療中から治療後までの長い方では約2年近く…
その期間、選んだウィッグが自分自身の髪の毛となって一緒に生活をしていくのです。
それは体の一部であり、心強い相棒であったり…人によっては家族だと言う方がいるほどです。
医療用ウィッグは髪が抜けた方にとって、なくてはならないそんな本当に大切で大きな存在となるのです!
「医療用ウィッグの種類と選び方」はこちらでお勉強しましょう!
抗がん剤をはじめる前のお客様からのご相談でよく耳にするご質問などもご参考にしてみてくださいね!
これから抗がん剤が始まります。先日あっちパパさんで医療用ウィッグと帽子を購入させていただきました。
何しろはじめてのことなので不安でいっぱいなんですが、髪の毛が抜けているときの毎日の生活ってどんな風な一日になるんでしょうか…?
見当もつきません。教えてください。
こんにちは。この度はご利用いただきましてありがとうございます。
これから抗がん剤がはじまるとのこと、今はかなりご不安がございますでしょうね。お察しいたします。
どんな一日になるのか…簡単にご説明させていただきますね。
おうちで 夜や寝るときにはおうち帽子やバンダナ、百均のタオル帽子などでゆっくりくつろぎたいですね。
朝、お洗濯を干したりお庭いじりくらいなら帽子で全く問題ないのです!
帽子ウィッグならゴミ出しやご近所へのお買い物だって気にすることなくお出掛け可能です。
幼稚園バスの送迎だって、ちょっとかわいい帽子をかぶっていれば逆にそれはおしゃれです♪
ただ、一年を通して考えた時に、お仕事をされていなくても、どうしても帽子をかぶってはいられない状況がおとずれるかもしれませんよね。それは学校行事であったり、冠婚葬祭かもしれません。
なので、そんな時のために、医療用ウィッグが必要になってくるのです。さて、抗がん剤で脱毛されてからの一日をシュミレーションしてみましたので、どうぞこちらもご覧になってくださいね。
さあ、ここまできたら明るい近い将来のお勉強です…
「抗がん剤が終わったら」少しずつ育毛が始まります。
医療用ウィッグをつけていても育毛は止まりません。
では、いったいいつ自毛デビューできるのでしょうか?抗がん剤が終わった後のお勉強を少ししておくとよいですね。
これから始める治療で暗いことばかりを考えているよりも、治療開始前に、とっても近い明るい将来のイメージはしてみるのは大切な心の栄養です。
ここでは治療前から治療後、育毛までのお勉強をしていただきましたね。暗い気持ちになるのは当たり前です。
だけど…どうせやるならこんな風に考えてみませんか?
まな板の鯉 なんてことばがありますが…
受けなくてはいけない治療やると決めた治療…それぞれにその治療の選択は違っていたかもしれません。
だけどやるものはやるんです!そこには何の変わりもありません!!
どうせやるなら、これで病気が治るんだ!この一粒、或いはこの一滴が悪い病気をやっつけてくれるんだ!!
そう考えながらまな板に乗ってみる…
心構え…大切です。もちろん思い切り泣くこともとても大切です。泣いたり笑ったり、生きているからできることですもの!!
かわいい素敵な相棒があなたの明るい未来のお手伝いをしてくれます様に…
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