医療用ウィッグの植え方の違い

医療用ウィッグ/総手植えと機械植えの違い

医療用ウィッグとひとことで言ってもそれぞれにかなりの作成の違いがあります。
ここではその違いを詳しく調べてみましょう!

総手植えの医療用ウィッグ

医療用ウィッグ/総手植え

総手植え製では、機械植えとは違い、すべての作業が職人の手によって施されております

それはとても繊細で細かい作業となっております。
機械植えではミシンで一気に縫い付けていく植毛方法ですが、総手植えでは全くその植え付け方法が違います。

熟練の職人が、数本ずつ手にとった毛髪を、縫って仕上げた医療用ウィッグの型ネットに、かつら針で縫いつけていく、という一見 気の遠くなりそうな繊細で細やかな作業を施していくことで、自然でまるで本物の髪が頭皮から生えている様な見た目のウィッグに仕上げていきます。

医療用ウィッグ/総手植え2

現在の総手植えの製品のその見事なほどのリアルさは、間近に手にとってみた時に、そこにまるで本物の頭があるかの様な錯覚さえ覚える、、そんなすごい本物感があります。

総手植えで一本ずつ手で植え付けられた現在の分け目やつむじ…それはまさに本物の自然さと言えます。
機械植えとの違いの一番はそこです!

医療用ウィッグ/総手植え3

機械植えの医療用ウィッグ

医療用ウィッグ/機械植え

機械植え製品、ミシンで縫って作成してある製品のことをそう呼んでいます。

数本ずつ職人がネット地に手で植えていくのではなく、紐状の物に髪の毛またはナイロン毛をミシンで一気に縫いつける方法です。

この方法で作成することで、同じ製品をかなり大量に作成することが可能です。
総手植えでは一つを仕上げるのに相当な時間を要しますが、違いとしては機械(ミシン)で縫うことで大量生産が可能、と言う点です。

また、機械植えでは、皮膚や分け目の部分も同様にミシン製の物を縫ってつけるやり方で作成する製品もありますし、
その分け目部分のみを手植えのつむじ等を縫い付けてある部分的手植えをプラスしてある、「モノマシンメイド」(ミシンメイド)と言われている製品もあります。

大量生産が可能ですので、大変安価に作成することができますので、販売価格もお求めやすいのが一般的です。

おしゃれ用ウィッグとして販売されていることが多い

マシンメイド(ミシン製)の機械植え製品のウィッグは、特におしゃれ用としての製品が多く販売されているのが通常で、
金髪やレッド、ブルーなどカラフルな毛髪色の製品も多く作成されています。

以前は、医療用ウィッグとしてよりは、ファッション性が強くコスプレ用や趣味での着用などが多いのが通常でしたが、最近では医療用ウィッグとして販売している店舗様も出てきたようです。

医療用ウィッグ/機械植え・カラフルな毛髪色の製品

毛質について

この様な機械植えの製品に植えられている毛髪の種類は、熱に弱いナイロン毛や強い耐熱毛などが多いのが一般的ですが、中にはミックスと言われる人毛が混じっている製品や人毛のみの製品もある様です。
何よりの大きな違いがここにあります。
手で植えられた毛髪製品と違い、見た目に大きな差があります。皮膚の植え付けも機械植えの場合にはやはりリアル感がないのが事実です。

また、医療用ウィッグとしてご使用になられる場合には、総手植えの細かい網ネットに縫い付けた製品と違い、紐状の間から脱毛の頭皮が見えない様に黒いインナーネットなどを着用してからの装着ををお勧めします。

総手植えの製品ではこの様な紐状の作りではないため、ここに大きな違いがあると言えます。

医療用ウィッグ/機械植え・ウィッグネット

あっちパパの場合

その昔、あっちママの嫁いだ家のお姑さんが、毎日毎日背中を丸めて、縫って型どった網ネット地に髪の毛を数本ず手にとっては植え付けていた記憶がまだあります。
それは見ているだけでも気の遠くなる様な光景でした。

総手植え製品とは、そうして医療用ウィッグのすべての作成を、職人が手作業で縫いつける、そんな心が通った製品に仕上げていく工程で出来上がったものと言えます。

そうして出来上がった製品をカットやパーマなどの調整を施し、スタイルに仕上げて、やっと商品になりお客様の手元にお届けする…
それがあっちパパの仕事です♪

お姑さんの丸まった背中、手で髪の毛をネット地に丁寧に植え付けているその光景…
時折、そんな瞼の奥の光景を思い出しながら、できあがった商品をまるでお嫁に出す母の気持ちでお送りさせていただいております♪

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