ウィッグをつけている方のほとんどの方が、アレンジ、特にポニーテールのヘアアレンジはできないものと思っておられるようです。
もちろん、あっちママも同じで、ハーフアップやくるりんぱなどならフルウィッグでもヘアアレンジが簡単ですが、さすがにポニーテールについては、襟足部分の見え方の関係でできないもの、と最初から決めつけていました。
そんなある日、あるお客さまが、ウィッグのかなり上の部分(後頭部上部)にひと
つに結わえるセットスタイルでのポニーテールでお店にご来店されたんです。それは、かわいらしくもあり、すっきりも見え、何よりとても自然に見えたんです。
「あれっ、脱毛が治ったのかしら・・・」と一瞬 目を疑ったほどでした。
そう、これがまさに目からうろこの出来事でした!
それで、その場で何回かご自分でのポニーテールセットを実践してもらい、そのお客様からご伝授頂いた、というのが実際のところです。
さあ、ウィッグでのポニーテール、やってみましょうね♪
ヘアピン各種やアレンジのやり方などのご説明はこちらのアレンジ動画のページでもご紹介していますよ。
毛先をくるくると巻き込むようにして巻いていくととてもやりやすいんです。
ポニーテールは毛先もポイントなんですよ。
自毛よりもウィッグの場合には、毛先のばらつきが目立つ場合があります。
そこをうまくごまかすためには毛先にカールがついている方が、一つに結わえた時に、毛先がうまくまとまってよりかわいくポニーテールセットができちゃうんです♪
例えばボブスタイルなどでしっかり毛先がカットされているヘアスタイルでは、一つに結わえた時の束が不自然に見える時があります。なので、毛先が少し丸みをつけてあると毛束がより自然に見える、、というわけです。
毛先を巻く際のヘアアイロンの温度は、高温で、そして何度も繰り返し巻くのではなくなるべくなら1回で巻き終える様にセットをしましょう。
何度も巻くよりも高温で一回で決める、とお考えいただくのが傷み回避のためにも最良なんです。
巻き時間はすぐに外さずに少しだけ時間を置くようにしてしっかりカールさせてください。
高温で一回でしっかりカールをつける、と最良なんです!
何度も低温で巻くよりもウィッグが傷みませんので、高温に設定して、一回で形を作る様にセットする、というわけなんですね!
フルウィッグでのポニーテールアレンジでは、一番注意をしなければならないのが、「揉み上げ部分」と「えりあし部分」になります。
ここをしっかりカバーできれば何も怖い物はなしなんですよね!
先の細いコームを使って、この部分をたごませる様に緩めてみましょう。
ウィッグのまわりぐるり、、この部分がひっぱられてむき出しにならない様に、細いコームを入れて緩みを付ける裏技です。
こうすること耳の後ろから襟足部までのうなじの辺りのウィッグ周りを自然な感
じに見せることができますね。昔の様なしっかりセットではなく、ゆるセットが主流の現在ではこれで全く問題なしです。
襟足や、揉み上げ、うなじの部分に少し短めの後れ毛調整の髪の毛を作っておくと、更にとても自然に見えますのでぜひやってみてくださいね♪
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