医療用ウィッグは使っているうちに襟足の部分が特に傷みが早く出やすい様です。
例えば春に購入した場合など、最初のうちはさらさらな人毛も、暑い夏を過ぎる頃になると、徐々にパサついてきて、髪の毛の傷みが発生するようになってくる様です。暑い夏の汗や冬の時期の静電気!
そして何より、何気ないそんな日々の生活の中でのシャンプーや、まさかの紫外線…
傷みの原因は上記の様に本当に考えてみるとたくさんあるのですが、さて、なぜ特に襟足の部分の傷みが多く発生するのか…
人毛の医療用ウィッグの襟足は、そこがどこよりも摩擦が多い部分だから、他よりも更に傷みの促進が早いのだと思われます。
よ~く考えてみましょう~!
何よりも考えられるのは洋服(襟やコートや特にはマフラーやなど)との摩擦が考えられます。
例えば こんな感じです。
襟足部分の痛みの原因夏の汗や冬の厚手の襟元との摩擦、そして乾燥による静電気は、傷みの大きな原因になる、と考えられます。
季節は夏、暑い中ですと、おでこにも襟元にも汗をかきます。
襟のあるお洋服ではなくても、汗をかいた首元との摩擦で擦れて襟足の髪の毛と汗とが相まって傷みが発生するのではないでしょうか。
それでは、こんな襟足の傷みの改善策はないのでしょうか・・・
医療用ウィッグの襟足の傷みの回避は、何よりもいつもの日々に、普通にできる「メンテナンス」が重要なんです!
しかし、しっかり日々のメンテナンスを行うと言っても、何か特別なことをしなければならないというわけではなく、一日の終わりには特に傷みが発生しやすい襟足の部分などを優しく梳かしてから、シリコン入りのスプレーや洗い流さないタイプの髪の美容液などをつけてあげてまた優しくきちんと梳かしつけてケアする…
特に傷みが発生しやすいこの襟足の部分をしっかり優しく梳かします。
特に夏で汗をたくさんかいた日には、軽くお湯でその部分だけを濯ぎましょう。
ひどいべたつきが気になるという日には、そこだけを薄いリンス液につけて濯ぐようにします。
しっかり汗を取り除くことをおすすめいたします。
ドライヤーで乾かさずに、優しくタオルドライをした後に、自然乾燥をしましょう。
シリコン入りのスプレーや洗い流さないタイプの髪の美容液などをつけてあげて汗や汚れが気になっても、すぐに洗おう、、と考えずにその部分を濡れたタオルでしっかりポンポンして汗を拭きとっておくだけ、、もおすすめですよ~♪
こんな日々のケアでぐんと医療用ウィッグの持ちが違ってくるのです!
夏のエアコンの風に耐え、冬の乾燥に耐えた人毛の医療用ウィッグは傷みやすく、時に、絡んでしまうことがあります…
しかし、対処法がありますので、ご安心くださいませ。
下記対処法をご参考ください。詳しく説明しておりますので是非ご参考にしてくださいね!
帰ってきてびっくり! 後ろの部分、、毛が絡まってしまってがちがちになってしまったんです。
そのまま前にいただいたパーマ用?のセットコームで梳かそうとしても絡まっててほどけません。。。涙
どうしたらよいですか?もう使えませんか?
あと少ししたら新しいのを、、と思っていたところなんですけど、明日も午後ら出かける用事があるんです。
まず、そのまま水で濡らしたり、ハサミで切ったりはぜったいにしないでくださいね!
慌てずに、おうちにウィッグの金ブラシがあればそれでやさしくほどく様に梳かしましょう。
なければそのコームでよいので、先の細い方を使って固まっているところを突っつくようにしながらほどいていってください。
少ししずつほどくようにやってみてくださいね。シリコン入りのスプレーはお持ちでしたか?
あったらそれをさ~っとかけてやると更に良いです。
最初から梳かしつけるのではなく、まずはほどく様にやると少しずつほどけて梳けていきますよ。
もし、きれいに直らない時には、まずは明日はゴムで結わえてシュシュでごまかしてお出かけしてみてください。
そして、そのまま当店にお送りください。まずはやってみてくださいね。
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