ウィッグを被ると頭でっかちに見えてしまう

こちらのタイプのつむじ分け目は、幅広のリアルなウレタン製の分け目で作成されておりますので、その部分の厚みが頭皮の上に重なるせいなのですが、ご相談様の様な特に頭の小さな方などでは、せっかくリアルなつむじ分け目がついているのに、それが仇となってしまって残念ながらそこがマイナス面となってしまっております。
こちらの製品は、リアルな皮膚、そしてウレタンだからの毛量安心感、何よりウレタン故の人毛の髪の毛のふんわりな立ち上がり感、、等々のかなり安心要素のある作成となっているのですが、残念ながらその厚みが今回の様な悩みの原因となってしまうのです。

もちろん、毛量調整で医療用ウィッグの髪の毛の量をセニング（削ぎばさみ）で削って少量に減らし使用していただくことも可能ですが、あまりネット部のギリギリの位置から削り過ぎると、ネットの髪の毛の植え付けの部分の切った部分が手で触るとチクチクしてしまうという難点があります。 

その様な方、特に頭が大きくなるのを避けたい、と考えている方におすすめのタイプは、下記の製品ですのでご参考にしてくださいませ。

人工皮膚のつむじの部分が薄手の幅広いしかもリアルな布の分け目で作成されており、分け目が左右自由な医療用ウィッグです。
通気性の良い薄手のシルクタッチのつむじ皮膚ですので、何より頭のてっぺんの厚みが一番抑えられております。

ウレタンのリアルな分け目のつむじがセンター(真ん中）のみに「I」型についている医療用ウィッグです。